絶え間ない努力の末に思ってたことと違ったことが起きたとしたら【パット・トーピー】

こんにちは。

自宅にいるときはまず間違いなく音楽が掛かりっぱなしの井浦です。

お陰でテレビ要らずですが、

ブログを書いてるときにかけると集中できない(歌っちゃったりするので)。

■そんなときに掛かったある曲

でですね、僕はスピーカーにiPodを繋いでシャッフルにして流してるわけですが、

ふとしたタイミングで、

ドラムマガジンで行われた『ドラマーズバトル』の付録CDが流れてきました。

ドラマーズバトルとは、 ドラムマガジンが課題曲を作成(ドラムの入ってないオケが作られます)し、 それに読者のドラマーが録音し応募します。 誌面で優秀者を表彰し、ドラムを楽しむというのがコンセプトとなる祭りです。

ドラマーズバトルとは、
ドラムマガジンが課題曲を作成(ドラムの入ってないオケが作られます)し、
それに読者のドラマーが録音し応募します。
誌面で優秀者を表彰し、ドラムを楽しむというのがコンセプトとなる祭りです。

で、この課題曲を有名なプロドラマーが叩く付録CDが付いてくる号がありまして、

プロに限らず、一つの曲で色んな人のアプローチが聴けるという、

ドラマーにとってはとても美味しいCDなんですが、それをiPodに入れてたわけです。

ほんで、その中にMR.BIGというテクニシャンバンドのドラマーである

パット・トーピーのプレイが録音されたものがありまして、

これがまたえらくカッコよくて素晴らしいわけです。

迫力さと繊細さを兼ね備え、演奏中の笑顔も印象的なドラマーなトーピー。

このCDでも言わずもがな。

聴けば「あれ、トーピーじゃない?」と感じるくらいハッキリと特徴がわかります。

武道館でおこなわれたライブ映像の一部。 この笑顔ですわ。 この笑顔で変態的超絶プレイをするわけです。 もうスゴイしか言葉がない。

武道館でおこなわれたライブ映像の一部。
この笑顔ですわ。
この笑顔で変態的超絶プレイをするわけです。
もうスゴイしか言葉がない。

ちなみに、

彼と同バンドのベースのビリー・シーンは、

B’zのバックバンドとしてプレイしたこともあるので何処かで目にした方も多いと思います。

ミュージックステーションにも、その形で出演してましたし。

『Brotherhood』というアルバムには、

ギリギリchop (Version 51)としてそのプレイが収録されているそうです。

■そんなパット・トーピーの現在

彼は2014年に、

2年ほど前からパーキンソン症候群を発症したと発表しました。

有名どころだと、

マイケル・J・フォクスとかモハメド・アリ、永六輔もそうだったようです。

この病気のことはよく知りませんが、

ドラマーにとっては致命的な病気と言えます。

神経性の病気だから、当然ながらドラムが叩け無いからです。

この病気になるだけでも大変なことだと思いますが、

ドラマーとして生きてきて、

ドラマーとしてドラムがプレイできなくなるって絶望しかないと思います。

でも、パット・トーピーはネガティブにならなかった。

「この病気は、老化よりも厳しい」と言ってしまうように、

ある程度は自分でコントロールできるとしているんです。

投薬治療によってそれができるようですが、

とは言えやっぱりドラムを叩くようにはいかない。

想像するだけで涙が出そうになります。

この病気にかかることで以前自分がやっていたことは出来なくなる。
だけど、それとは別の方法で物事にアプローチするようになる。
出来なくなるんじゃなくて、別の方法を見つければいいんだ。
僕はそのアプローチをやっているんだ。
僕は日々強くなっていることを感じている。
日々やらねばならないことに以前よりもずっと自信を取り戻しているし、
人生は順調なんだ。

crypticrockインタビューより抜粋

別の方法ってアンタ…。

それまで積み上げて来たものが崩壊するほどの病気なのに、

それを受け入れて「別のアプローチをすればいい」って。

ますます尊敬するしかないやんけ!

さらに彼はこう続けています。

病気のことを発表するにあたり、

やっぱり原稿を前に発表を悩んだそうです。

一旦発表してしまえばとても安堵できて、
「なんであんなに心配してたんだ?」って思ったよ。
思うに、皆に病気のことを知らせることというのは、
「自分が別人になってしまった」
ということになるんじゃないかと思ったんだ。
色んなことが大きく変わったというように。
だからとても躊躇していたんだ。
でも実際には、これで次に進めると思った。
大きな一歩だったよ。

crypticrockインタビューより抜粋

この言葉と僕の思いを重ねることはあまりに恐れ多いことだけど、

やっぱり共感や感動をしたわけです。

なにかを始める前は、

誰しも思い悩んで考え込んで「どうしたらいい?」って答えを探すと思うんです。

『案ずるより産むが易し』という言葉がありますが、

有ることを受け入れて前に進もうとすることは、

けっして間違った答えにならないんじゃないかな、と思います。

色んな間違いを引き起こしてますけど(笑)

それはきっと、

カッコつけたり、

自分を受け入れてから出した答えではなかったんじゃないかと思います。

これからの時間、

良いことも悪いことも同じように出くわすことでしょう。

それをキチンと受け止めて、

振り返ったときに笑える道のりになれたら良いなぁと思いました。

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ありがとう、トーピー。

などと言ってみる(カッコ付けすぎですね)。

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